前回の記事では、GDL上で作成した論文用のEPSファイルがどうにもおかしかった。
この不具合がどこから来ているのかを調べる。
まず、単純なプロットを表示するPSファイルとEPSファイルの作成を試みた。
使ったプロシージャと作成された画像を載せる。
;pro simple_ps
set_plot, 'ps'
device, filename='$HOME/simple_ps.ps', $
/inches, $
xoffset=1.25, yoffset=1.5, $
xsize=6.0, ysize=8.0
plot, [0.,1.,2.,3.], [0.,1.,4.,9.], title='TITLE'
device, /close_file
;end
;
;pro simple_eps
set_plot, 'ps'
device, filename='$HOME/simple_eps.eps', $
/encapsulated, $
/inches, $
xsize=6.0, ysize=6.0
plot, [0.,1.,2.,3.], [0.,1.,4.,9.], title='TITLE'
device, /close_file
simple_ps.ps。6インチ×8インチ(のはず)。スクリーンショットを半分サイズに縮小。 |
simple_eps.eps。6インチ×6インチ(のはず)。スクリーンショットを半分サイズに縮小。 |
プロシージャは、GDLでのPS作成についてのスレッドに書かれていたプロシージャをコピペした。
なお、このEPSファイルは、linux系のEVINCEなどでは表示がおかしくなる。
linux系ならGV、Windows系ならGSviewの使用をお勧めする。
PSとEPSファイルについては、一見、作成できているようではある。
しかし、PSファイルの描画領域は6インチと8インチ、EPSでは6インチと6インチに設定したはずだが、比率がどうもおかしい。(多分実サイズもおかしい)
EPSファイルは明らかに正方形の描画領域ではない。
次に、IDLで作成した論文画像と、サイズを合わせたEPS画像を比較した。
論文の図。8cm x 8cm。 |
インチ指定しかできないようなので、xsize, ysizeを8.0/2.54インチに指定。 |
作成したEPSファイルは、サイズ(描画領域)を合わせたはずなのになんか色々違う…。なんでなん?
フォントサイズも大きいし、正方形ではない。
実は、PSファイルも同じサイズで作成したら、これと同じファイルができてました。
もうダメ、なんか色々おかしい。
次にGDLのプロットライブラリであるPLplotそのもので、PSファイルとEPSファイルの作成を試みる。
0 件のコメント:
コメントを投稿