前回の記事に書いたように、SSWの挙動を確認するために、過去にIDLで作成した図を再度作成する。
画像は、Yamamoto & Sakurai (2009, PASJ, 61, 75)の図3である。(以下の図)
GDL上で、同じプロシージャで作成した図が以下である。
どちらの図もEPSファイルをconvertコマンドでJPGにしている。
以下、図の違いである。
- 画像の大きさが違う。(縦8cm、横8cmに設定)
- フォントが違う(Times-Romanに設定)
- 磁場強度の輪郭線の色が違う。(線の太さも細い気がする)
- (緑の濃さが若干異なる気がする)
GDLではプロット関係では、PLplotを利用している。
プロット領域の設定は基本だろうし、フォントについてはPLplotのドキュメントを読む限り使えるはずで、この辺のPLplotとの調整はまだうまく行っていない模様。
色違いの磁場強度の輪郭線を上書きできないのもPLplot関係なのか?
GDL上に'xloadct'は見つからないが、loadctは実行可能。
Xウインドウ上でプロット(plot_map,/over,lcolor)させても同じように単色の輪郭線しか書けないが、新たにプロットすると、新しいカラーテーブルで表示される。
Xウインドウ上でのプロット。縮小表示している。 |
異なるカラーバーでのプロット。縮小表示。 |
GDLでのプロットの結論として、「最低限の表示はできるが、細かい調整はできない」。
クイックルックには十分だが、EPSファイルを思ったように作成できないのは、論文作成のためには致命的な欠陥。
IDLとGDLのEPSで、TRACE画像の緑の濃さが若干異なる気がするが、IDLのファイルを再現できる環境では無いので、これは要注意。
TRACEのprepで色々メッセージが出ているが、どれがダメなのかよく分からない。(止まってはいない)
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