2017年3月25日土曜日

【記事紹介】現役工学系教授からみた日本の大学の惨状

現役工学系教授からみた日本の大学の惨状(はてな匿名ダイアリー)

研究員生活を辞めた際、最も大きなネガティブな理由が「今後、常勤職を得ても研究時間がとれる期待が無い事」だった訳だが、現状、理系はどの分野も改善が無さそう。

(35才制限や所属機関5年制限があるし、海外漂流は興味無い。)

太陽分野の皆さんは、身体的精神的な健康を損なわずに元気だろうか?

論文書けてますか?

Natureの論文数の記事で、数学と天文学だけ増加傾向にあったのが不思議。






似たような記事を探してて「面白い」のが、これ

大学教員の研究時間減少続く 13年、勤務全体の35% (日本経済新聞、2015/4/7)

記事中には、「学生の教育に充てる時間の増加が背景で、同省は「研究時間を確保できるよう、各大学に工夫してほしい」としている。」と書いてある。

いやいや、文科省が改革したり、お金の流れの根っこを動かしたせいでこんな悲惨な現状になってしまったのに、大学にできる表面的な事でなんとかしろ、ってそれは無理ですわ。

ハハッワロス。( ´,_ゝ`)



お金をとってこれる優秀な研究者は、時間がなくて悲惨。

お金をとってこれない研究者は昔ながらの「鉛筆と紙」で研究するのが一番良さそうだが、大学に学科がある既存の分野の進展具合を考えると、目立った成果を上げる事は難しそう。


まぁ偉そうに言っても、自分は全く成功してない訳だが(´・ω・`)

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