2026年6月7日日曜日

【経済学】科学者と経済学者の違い

私視点での科学者と経済学者の根本的な違い。科学技術が進歩し、経済学が進歩しない根本要因。


科学者経済学者
数字に従う(負ける)従わない(負けない)
「仮説と検証」サイクルやPDCAサイクルを回す回すことができない
仲間、同じ立場技術者、社員、経営者政治家(、官僚)

  • 科学者、技術者、 経営者としては「数字に従う」ことが当然である。一方で、経済学者や政治家は「数字に負けない」。
  • 数字に従わなければ、「仮説と検証」サイクルやPDCAサイクルを回すことはできない。
  • この「負けない」には、感情的面子的な意味合いを込めている。
  • 経済学は、政治(権力の奪い合い)との結びつきが深すぎて、失敗を糧にして次の仮説を構築することができない。「失敗」=「政治家と経済学者の信用の縮小」だからである。
  • そしてこの政治との結びつきに由来するのか、経済学には「学閥」という権威構造が存在する。
  • このため、効率的に「仮説と検証」サイクルを回すことができない。これが過去100年間の科学と経済学の進歩の差の原因である。
  • 官僚についてはカッコ扱い。例えば、消費税を継続する財務省は明らかに数字に従っていない。しかし一方で、大半の官僚は数字に従って業務を遂行しているはず。



権力を対象にするとこうなる。


科学者経済学者
権力者の権力を縮小させる拡大させたい
仲間技術者(、経営者)政治家、官僚(、マスコミ、経営者)

  • ここで想定しているのは、400年前、17世紀の科学革命である。その中での、キリスト教の宇宙観そのものである天動説から、科学的な地動説への移行。これにより、キリスト教の権威と権力は縮小した。
  • 私は、これを科学者の社会的意義の一つと考える。この役割は、全ての科学者が毎日果たすものではないが、時には意識して果たさなければならないタイミングが到来する。
  • 私は、現在こそが、定量的な「経済現象」を権力から切り離し、数字に従って科学的に研究すべきだと考える。
  • この科学的成果が生まれることによって、その効果の一つとして、日本では経済学者および財務省の権力が縮小すると期待される。


私視点ではなく、生成AI(Gemini)による科学者と経済学者の一般的な違いがこちら。

比較項目科学者(自然科学)経済学者(社会科学)
研究の対象

自然・物質


(分子、宇宙、細胞、重力など)

人間・社会


(欲望、市場、お金、選択など)

対象の性質

客観的で普遍


(人間の感情や意志に左右されない)

主観的で不確実


(時代や心理、文化で常に変化する)

実験の可否

実験室でコントロール可能


(条件を揃えて同じ実験を繰り返せる)

現実の社会では実験不可能


(過去のデータやシミュレーションに頼る)

予測の連動性

予測が対象に影響しない


(「明日は雨」と言っても雨の量は変わらない)

予測によって現実が変わる


(「大不況が来る」と予測すると人々が買い控え、本当に不況になる)

正解の基準

白黒がはっきりつく


(実験データによって正誤が客観的に証明される)

立場や思想で正解が変わる


(「自由放任」か「政府介入」か、価値観が対立する)

目指すゴール世界の真理(法則)の解明社会の制御と最適な意思決定

  • これだけ不安定と変化を全面に押し出されると、経済学者に経済現象を理解できるのか、疑問に思う。なぜなら、経済には安定的成長の側面も見られるからである。
  • それとも、経済には安定成長など存在せず、政治家や経済学者たちの適切な経済政策がなければ、我々国民は正気を失って食事をせず、一ヶ月間で国家滅亡となるのだろうか?経済は、そのような類の事象だろうか?
  • そうでなければ、実は経済の大部分は、科学者が定量的に解明できる領域なのではないだろうか?例えば、上記の「対象の性質」や「予測の連動性」、「正解の基準」について、経済は科学寄りの性質を持っているのではないか?
  • 私は、国家経済が定量的な事象であると考える。この定量的な事象に対して仮説を構築し、検証を繰り返すべきだと考える。読者は、これに同意しますか?
  • 私は、政治権力と結びつきの強い経済学者たちが、100年以上以前の仮説に囚われて、科学のように「仮説と検証」サイクルをまわすことができていないと考える。読者は、これに同意しますか?


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