2017年7月27日木曜日

GDLSSW002, SSWの起動

GDL (GNU Data Language) 上で SSW (Solar Soft Ware) を使うためのメモ書き

導入したGDLについては、plotやtvsclなど、なんとか動くみたい。

続いて、GDL上でのSSWの起動を試みた。





結果、なんとか起動できた。

ただメッセージを読むと、open errorとか色々出ている模様。



 SSWのセットアップ


前回書き忘れたが、SSWはセットアップしなければならない。

ここはホームページに書いてある(SSW setup guide)とおり、以下のコマンドをコピペ。(なおCシェル)

% setenv SSW ???/ssw
% setenv SSW_INSTR "gen mdi eit trace goes hinode sot xrt sxt"
% source $SSW/gen/setup/setup.ssw /quiet

???には、適切なディレクトリ名を。

装置名(SSW_INSTR)は、シェルスクリプトをダウンロードした際に選んだものを。

(装置名と衛星名の重複って、どうなってたっけ?hinode, sot)

最後の「souce ...」で、IDL上でSSWを走らせるためのスクリプト「ssw_idl」ができる。(らしい)



SSW_IDLの書き換え


「ssw_idl」の内部でIDLを立ち上げているので、そこをGDLに書き換えてやる。

 今回書き換えたのは、316行目。

>  $IDL_DIR/bin/idl $command        # no alias (see comment) slf 30-Jul

 ここを下記のように、GDLのパスに変更。

>  /usr/bin/gdl $command

名前は、例えば「ssw_gdl」に変更。

当然ながら、ファイルは適切なディレクトリにコピーして書き換える事。



SSW_GDLの起動


IDL_DIR, IDL_PATHを定義して、ssw_gdlを起動する。

% setenv IDL_DIR /usr/share/gnudatalanguage
% setenv IDL_PATH /usr/share/gnudatalanguage/lib
% $HOME/bin/ssw_gdl

GDLのmanを読むと、 IDL_DIR、IDL_PATHも認識するとの事。

GIDL_DIR、GDL_PATHを使う必要があるかは今後の課題。

ディレクトリ設定も、これでいいのか確信は無い。 「動けばいい」レベル。

結果、上で見せた図のように、起動することまで確認した。

後は、エラーメッセージの確認、SSWDBのインストール、実際のデータの読み込みなど。

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