2018年10月29日月曜日

財政制度分科会(平成30年10月24日開催)の資料、科学技術(1)について


今回の記事の動機は、以下の財務省の資料。

突っ込みどころが多いので、この記事では資料の「論点6 科学技術(1)<科学技術関係予算>」についてのみ。




冒頭に「(研究低迷の)真の要因はなにか?」とあるが、興味深い指標、比較はでてくるものの、色々不十分過ぎて笑え、、、ない。

原因を推測する議論の段階で、有効な数字を出せず、「自分たちの見たいものを見る」描写が顕著になっている。


なお、財政制度等審議会 財政制度分科会 委員名簿を見ると、見事に文系の方たちばかり。

理系の研究現場から縁遠い人たちが、この資料を読んで(大して調べもせず)、「大学の研究者はけしからん。もっと予算を締め付けて競争させよう」とか気炎を上げて、国の方針に大きな影響を与えているとしたら、日本の科学技術が衰退するのも極めて自然な事に思う。



2018年10月26日金曜日

【まとめ】指標、指数、物理量、単位、変数、の使い分けについて


サッカーの記事を書きながら、表題の言葉遣いがあやふやに感じたので、備忘録としてまとめておく。

そもそもの動機は、index の日本語訳にあてる「指標、指数」の違いが気になった事。

指数という数的表現を考えると、単位、物理量との関連も疑問に思った。

各語の意味は、Wikipedia, WEB上の辞書での比較。

なお、数学的な意味(例、指数関数)は考慮しない。

内容は次の通り。


  • 指標と指数
  • 単位と物理量
  • index, 指標、指数



2018年10月8日月曜日

Python、画像作成、繰り返し(多数回)、余計なメモリ消費(メモリリーク)、Google Colaboratory

python で画像作成を繰り返した際に発生する、爆発的なメモリ消費への対応方法についてのメモ書き。python のライブラリの中身までは精査していない。

メモリ消費量の爆発的増加


Google Colaboratory の python 3 で動画作成のために約4万枚の画像作成を実行したところ、ある時点で「メモリ消費量過大でシステムがクラッシュします。ランタイム(~プログラムの実行?)を停止して下さい。」という旨の表示が出て、その後停止してしまった。

この現象には再現性があり、メモリ消費量を測定すると、以下のように変化し、破綻していた。



注目の投稿

【貨幣循環】名目GDPと M=G+I と V=1/(1-β) の成長率

「 【貨幣循環】貨幣循環導入の3点セット 」では、貨幣循環の定式化である M=G+I と V=1/(1-β) を紹介した。「 【貨幣循環】歳出伸び率とGDP成長率の関係 」では、名目GDPの成長率と政府支出Gの成長率の関係を紹介した。本記事では、MとV、および名目GDPの成長率...

人気の投稿